水平線の向こう側。

多分備忘録。

観る将が将棋を指す話。

最近、といっても自分が将棋に染まってた頃の話かもしれないが、巷では観る将というものが流行っていたらしい。簡単に言えば自分はあまり指さないけどプロの棋戦などを観戦し、やいのやいのするのを楽しむ人々のことである。

 

無論今回は観る将(一般名詞)の話をしたいわけではない。観る将(自称)の話だ。

 

大学生、特に三回生になってから学生大会以外の大会はほとんど出なくなった。主な原因はもう一つの趣味の台頭、もう一つは自大学の部活の在り方からみた将棋に対する自分の向き合い方の意識の変化ということは僕を知っている人はよく知るところであろうが、かといって大会に全く顔を出さなかったわけではなかったことも知る人ぞ知る話ではなかろうか。要は「自分は大会に出ないけど観戦には来る」タイプというやつだ。

 

 

 

自分が指さないのは気楽なものである。他人が対局しているのをみてやいのやいの言うだけでいいのだから。実際そういう面はある。楽だからね。

しかし仮にも元々自分もプレイヤーの身、皆が対局してる姿を見ると自分も対局したくなってくる。やっぱなんやかんや駒を握るのはいいものですね。

 

 

ここで話は90度ほど逸れるがアマチュアが将棋大会に出るのは基本的にタダでは出れない。安ければ1000円くらい、高ければ3000円くらい払わないと出れない。

そうやって金を払って大会に出るからにはある程度は準備をして臨まなければ意味が薄い。性格所以でやるならばとことん、という感じである。

 

しかし現在のモチベーション、職業的現状(こちらは最近に限っては比較的解決しているのだが)では事前準備に割く時間はなんとも言えない。何しろブランクが大きすぎる。本当に勝つためには地力は然り、最近の傾向を掴むのも大事である。それを揃えるためには並ではいかない。

 

結局はそれに向き合うやる気、コストパフォーマンスを考慮するといわゆる「観る将」に落ち着いてしまう。高校生の自分が見たらどう思うだろうか。当時は将棋センターにはいるけど大会には出てないそこそこ強い人を見てなんと勿体無いと思っていたが、今ではすっかり自分がその通りになってしまった。ミイラ取りがなんたらとはよくいったものですね。

 

 

 

そんなエセ・観る将と化した自分が数少ないそこそこ将棋を指す時期、それがこの1月から2月の間である。

 

まず1/3、毎年恒例の高須での研究会がある。簡単に言うとこの時を逃すと将棋を一生指さない気がするので毎年参加させてもらっている。今年は体調ぶち壊してなんとかある程度回復した状況での参加になったためそこまで将棋は指せなかったが、程々にリハビリになったかなという感じだ。ちなみに毎年リハビリと言っている()

 

次に2月頭の職域団体のフリーの部。なんやかんや顔だけはでかいので毎年どこかしらのチームに寄生させてもらっている。昨年は4位だった(はず)。今年もなんやかんやで出ることができそう。こんなクソ野郎と組んでくれる人がいる事に感謝しきりである。

 

その次は支部対抗戦。100名支部枠なので個人戦をして代表を出す感じ。昨年はなんとか勝ち越しはしたものの弱すぎて代表は取れなかった。今年はもっと弱体化しているので取れないと思われるが、一応出ようとは思っている。

 

その次、というか二月の大会は最後だが、神戸で行われるクラブカップである。これも所属関係なく団体を組んで出れるタイプである。全国から色んな人が来るため久々に会う人も多く、昨年は参加して楽しく過ごすことができた。幸い今年も組んでくれる人が見つかったため出ることができそうだ。本当にありがたい限りだ。

 

 

 

そういうわけで気付けば来月はめっちゃ将棋を指す事になってしまった。個人ならすっぽかせる(事実出ようとはしていたが出るのが面倒で出なかったパターンはそこそこある)のだが団体はそうもいかない。逆に言えばそのくらいの縛りを設けないと大会に出ないことが多いのである意味丁度良いのだが。

 

ちなみにどちらも割とゆるいメンバー(前者の大会に関しては俺以外真面目そうなのでアレなのだが)なので事前準備をする気は0.1%くらいしかない。許してほしい。センスだけでたまに勝つと思うので許してほしい。

 

そんなわけで今年も将棋に関してはゆる〜くやっていこうと思う。皆様今年もよろしくお願いします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに最近はいわゆるアニメオタク化が進行し、様々なアニメ作品の原作を一気買いする事にハマっている。完全に生きる次元を下げるタイプの人間になってしまった。任意の将棋大会でもちゃっかりアピールしてるかもしれません。

ちなみに年末に体調を崩した原因は初参加だったコ◯⚪︎◯◯ー◯⚪︎トです。完全に死んだけど楽しかった。

 

 

そしてさらに全く関係ないけど某あまんちゅさんと某いちごちゃんは受験頑張ってください。そしてまたいつか会いましょう。

 

 

 

 

それでは改めてまた気が向いた時に。